介護士として仕事をしていると、必ず「服薬介助」という仕事があるんです。
服薬が必要な利用者様の服薬をお手伝いする仕事なんですが、簡単な仕事なのに間違うと大変なことになる仕事。
これがなかなかやっかいで(;^ω^)
簡単なんですよ。
持っていいって飲んでもらうだけ。
ただそれだけーーーー。
その単純作業がミスを誘発するんですよ( ;∀;)
介護士を数年続けてる方で、ノーミスで頑張っている方は中にはいてるんでしょうね。
僕的にはノーミスの方はスーパーな方だと思います!!
そんな誤薬のお話しをしたいと思います。
そもそも誤薬って何?

もうこれを読んでいる方は介護関係の方が大半だと思いますが、これから介護の道へ進もうとされる方に説明しておきますね。
そもそも誤薬とは、読んで字のごとく服薬を誤る(間違える)ということです。
では、どういったケースがあるのかといいますと、
- 違う人の薬を飲ませてしまった
- 服薬の時間を間違えてしまった
- しっかり飲んだのを確認していなかったため、薬が床に落ちていた
などのケースが介護施設では起こります。
この中でも1番危険なのが違う人の薬を飲ませてしまうことです。
もしかすると、死亡事故になってしまう可能性もあるわけなんですよ。
僕自身が誤薬をやらかしてしまったお話し
私は、介護士歴6年なんですが、誤薬をしてしまった回数は、正直に言いますと3回ありますm(_ _)m
3回とも違う人の薬を飲ませてしまいました。
幸いにも、生死にかかわるような薬ではなかったため、事故報告書だけで済んでますが、もしものことを想像すると、ゾッとしますよね…。
3回とも夜勤の朝に

私が誤薬する時は、決まって夜勤の日の朝食時です。
そうなんです、睡魔が襲ってくる時にやらかしてしまうんです。
「あれ?XXさんの服薬誰か行った?」っていう言葉にスタッフ一同に緊張が走ります。
うちの決まりは、食べ終わったら薬を持って行って、服薬介助後に下膳するのが決まりです。
ですから、食べ終わったときに薬が無いのはおかしいのですよ(;^ω^)
その方の薬が無いわけですから、誤薬の可能性が高いわけです。
スタッフ全員が、自分の行った服薬を確認します。
「あーーー!!僕が間違ってるわ!!」
こうなると完全に眠気なんて吹っ飛びます。
まずはナースへ報告。
ナースからドクターへ電話での確認。
もうここからは、私たち介護士にはどうすることもできないので、ただただその後の指示を待つのみ。
ほんと緊張感半端ないです。
幸いにも利用者様に何の問題もなかったからよかったものの。
もし何かあったら…。
服薬方法の決まりはあるのですが
一応服薬の際の決め事はあります。
- XXさんの服薬行きますと服薬の袋を別のスタッフに確認してもらう
- 本人の前まで行ったら袋に書いてある名前の前で読んで確認
- 薬の袋を開ける前にもう一度本人確認
という風な決め事はあるんです。
あるんですけどね、どうしても緊張感がなくなってきたり、忙しさに追われて決め事を省いてしまうミスが出てきます。
チェックするスタッフも忙しくて実際に名前を見てなかったり、いつの間にか流れ作業のようになってしまいチェック機能が薄くなってくるんです。
ですから最後の本人確認もおろそかになっているんです。
私自身も、緊張感のない状態で服薬介助を行ったために招いた事故です。
落ち着いて1回1回の確認をすれば誤薬は防ぐことができる。
1度に色んな利用者様から「薬持ってきて」なんて言われることもしょっちゅうありますよね?
特に朝食時は、夜勤者と早番だけで3食の中で1番少ないスタッフでやりくりしないといけません。
だから朝は誤薬のリスクが最も高いですよね?
もう何年もやっているのに、せかされると焦ってしまうし、いつの間にかめんどくさいから、まとめて数人分の薬を持っていくスタッフもいます。
でも落ち着いてひとつひとつ片付けていけば誤薬は防げるものだと思います。
とにかく、飲む直前の確認を確実に実行すれば防げるはずです。
私の誤薬のすべてにおいて、飲む直前の確認を怠っていました。
わかってるんですよ、わかってるんですけどやってしまうんです( ;∀;)
僕は今、服薬直前に声出し確認をするようにしています。
それで約2年は誤薬なしで来ています。
よかったら皆さんもやってみてくださいって、もうみんなやってるよねww
最後に

誤薬の経験がある人ならわかると思いますが、あの誤薬が発生した瞬間の何とも言えない恐怖…。
背筋がゾッとする感覚ありませんか?
あの体験をすると、「もう2度としたくない」と思うんですけど、いつの間にか仕事の忙しさにかき消されているんですよね( ;∀;)
ですが、誤薬された利用者様のことを考えると、命にかかわることですから、本当に気を付けなければいけないことです。
どうすれば、誤薬を抑えられるのかいまだに100点の答えは出ていません。
少なくともうちの施設では。
想像するだけでも誤薬は恐ろしい(;^ω^)
皆さんも気を付けましょうね。